二階堂高嗣

バラエティ育ちのニカはこのぐらいじゃヘコまんよ


 好きなアイドルにはテレビに1秒でも長く映ってほしいというのが、ファン心理というもの。それが、頑張っている姿ならなおさら……。だが、当の本人はどう思っているのだろうか。12月21日深夜放送のラジオ番組『キスマイRadio』(文化放送)では、そんな疑問に二階堂高嗣が大人な意見を述べていた。

  二階堂といえば、11月24日に放送された『櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍 究極バトル“ゼウス”』(TBS系)において、ストロングハグ(回転する丸太にしがみついて、振り落とされないように耐える競技)で大活躍したにもかかわらず、オンエアはダイジェストのみ。その編集に対してキスマイファンは大激怒。放送直後から、Twitter上では「なぜ?」「初出場だったのにひどい」「扱いが雑すぎる」という意見があふれかえっていた。

 この日、リスナーから届いた「オンエアでカットされたときの気持ちはどんな感じですか?」という質問に、「オレ、『ゼウス』ダイジェストだったし」と、自らこの話題を展開した二階堂。共にMCを務めていた千賀健永が「あれ、超ショックじゃね? 初めて出た番組でダイジェストはやばくね?」と率直な意見を投げかける。すると、二階堂は「逆にウケたけどね」と意外な反応を示したのだ。

 ジャニーズ勢の5人がチャレンジして二階堂以外の4人はしっかり放送されたのに、二階堂だけがダイジェストだったのは、さすがに本人も驚いたらしい。だが、そこを怒らずに「逆にスタッフさん、編集に愛あるなって思ったけどね」と言ってのけた。ダイジェストになることで笑いにつながったと、ポジティブに捉えているよう。

 さらに「結構、荒れたらしいよ。オレのファンの方々は」と、ファンの反応も届いていたことを明かす。「でも、それくらいで荒れてほしくない。いいじゃん、逆に。おもろ! みたいな。ポジティブにとってほしい。揉めるのキライだから」と大人な対応を見せたのだった。この発言を受けて、「本人から聞けてよかった」「男前」「少し楽になった」「ニカ担の反応知っててくれた」とファンは絶賛。

 とはいえ、番組へのお便りの宛名を読み上げる際に「ゼ~ウス」とささやくなど、悪ガキ・二階堂の本性を発揮する一幕も。「ダイジェストになるよ、また」と千賀がツッコんで、笑いに変えていた。「(番組の裏話は)普段は我慢する感じだけど、こうやってラジオでも言うタイミングがあれば、出てきちゃいそうにもなるよ」と千賀が本音をこぼしていたが、ぜひ今後もラジオで心情を語ってほしい。