ジャニーズタレントに欠かせない要素は、ルックスのよさだ。とはいえ、オーディションにやってくる卵たちは若いイケメンばかり。その中からキラリを輝くダイヤの原石を探し出すのは並大抵のことではない。これまで何人ものスターを見出してきたジャニー喜多川社長の眼力には感心するしかないが、喜多川社長は卵を見極める方法を持っているという。

それは普段の子どもの様子を見ることと、親のスタイルや顔で判断するというテクニックだ。喜多川社長はわざわざ清掃員のような出で立ちをして、オーディション会場で鳴りを潜めている。そしてさりげなく素の子どもたちと親を見るのだという。親のDNAを元に少年の10年後を見据えているのだ。

そんなママたちだが、中には10代にして“次代のジャニーズ”を産んだ人も珍しくない。スポーツ紙記者に話を聞いた。

「有名なのはV6の森田剛ですね。38歳の剛ですが、母親は50代中盤。高校生のときに、長男の剛を産んだんです。地元の埼玉県内でスナックを経営していて、そこで息子に関するイベントを開催して集まったファンから高額な会費を取ったり、ブログを開設したり。バツ2であることも明かし、ファンのあいだでは“ちょっと不思議なママ”として有名でした」

そんな出たがりママと反して、極めて普通なのはKis-My-Ft2・玉森裕太の母だ。4月期の連ドラ「リバース」(TBS系)に出演する玉森だが、こちらも同じく母は高校生で裕太を出産。母が17歳、父が19歳という未成年カップルだった。

「4つ下に弟がいるのですが、そのときでもママは21歳。現在は40代前半で、子連れで歩いていても恋人に間違われるとか。家族がとっても仲がいいことでも有名です」(前出・スポーツ紙記者)

昨年、母が脳腫瘍で闘病中であることを明かしたジャニーズJr.のユニットMr.KINGの平野紫耀も、母は高校生で出産。シングルマザーで、2人の息子を育てた。どのママにも共通しているのは美人であるということ。「親を見ると子どもがわかる」というジャニーさん。その目は正しかったようだ。