最新シングル「INTER」で、3月13日付のオリコン週間シングルランキング1位を獲得したKis-My-Ft2。ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」でのグループ連載「キスログ」では、新曲にからめて宮田俊哉が友人からカラオケに誘われているとつづり、「もしみんながカラオケに行って、知らない部屋から俺の甘い歌声が聴こえてきたら、入ってきていいからね!笑」と気さくなキャラクターというイメージを裏切らないコメントを寄せていた。

 この言動に「(いきなり入ってきたら)“なに、この不審者”って(思う)」「盛ったの、これは?」とツッコミを入れたのが、メンバーの横尾渉だ。3月22日深夜放送のラジオ番組『キスマイRadio』(文化放送)では、リスナーから宮田のブログに関して「お得意の営業トークですか?」という質問が届いたこともあり、宮田と横尾の2人がファンサービスについて熱い議論を交わすことに。


 横尾は、転んだファンに対してとっさに「大丈夫? シンデレラ」と声をかけるなどの神対応が話題になるSexy Zone中島健人を例に出し、「マジ王子じゃん。(なかなか、そんな言葉は)出てこないよ」とファンサービスの難しさを語る。宮田も舞祭組のハイタッチ会でファンと「結婚して」「いいよー」のやりとりをフランクにこなしており、横尾は「俺、ふつーに“いや無理”って言うもん」とぶっちゃけて笑いを誘った。


「どうするの? 結婚届を書かれて持って来られたら」と横尾が熱弁すると、「そういう意味では営業トークをしているのかも」「でも、それくらいの気持ちだよ。その一瞬は」と必死に弁解する宮田。「そこは本音でぶつかっていかないと。だって、付き合う前に結婚してくださいって言われるわけでしょ?」と正論を振りかざす横尾に、「じゃあ、俺も“結婚してください”に、“いいよ”って言うのやめるわ」と宮田が急にあっさりスタンスを変えようとするので、今度は横尾が「あ、ちゃ、いや、それは、ちがうって、それはさー」と大慌て。横尾ファンと宮田ファンが望むものが違うため、期待には応えていくべき……と諭し、どこまでも真面目なところを披露した。


 2人で話し合った結果、ハイタッチ会の1回目は「お友達からはじめよう」、2回目は「付き合ってください」、3回目でようやく「結婚してください」と言うシステムを推奨。さらに、横尾は『キスログ』で、宮田が行き過ぎた営業トークを繰り広げないようにパトロールし、見つけた場合は自分の記事で言及していくということになった。


 いつも落ち着いた雰囲気の横尾が、珍しくアツく語った今回の放送。ラストは「俺、宮っちとラジオするの好きかも。宮っちとだと、すげーしゃべれる。素を出せる」とし、さらに「Johnny’s web」で宮田と藤ヶ谷太輔がやっているお絵かきコーナー「T2」について、「ちょっと嫉妬。俺の藤ヶ谷太輔を取られた感と、俺も宮っちとなんかやりたい。某雑誌で塚ちゃん(A.B.C-Z塚田僚一)とも(連載)やってるだろ。マジ悔しい、俺やりたい」と熱烈ラブコール。宮田は、プライベートでも仲のいい塚田とアイドル誌「myojo」(集英社)で連載を持っており、2人の他愛ないトークが好評だ。


 それに対し、「(俺たち)いい相性かもしれないね」「とりあえず、次の週も俺と横尾さんだから」と受け止める宮田。これは“営業トーク”ではなく、“本音”と受け取っていいのか。2人で取り組む新しい企画が生まれることを楽しみに待ちたい。