3月30日に放送された『CDTV春スペシャル 卒業ソング音楽祭2017』(TBS系)で、SMAPの曲が取り上げられる場面があった。

この日の放送では、卒業の季節にふさわしい楽曲が特集され、“背中を押してくれる卒業ソング”としてSMAPの名曲『世界に一つだけの花』が紹介された。「たくさんの人が、この曲に背中を押してもらっています」というナレーションの後、ステージに立つ中居正広(44)、木村拓哉(44)、香取慎吾(40)、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)の映像が流された。そして曲が流れ出すと、ジャニーズの後輩であるKis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」のメンバーが、曲に合わせて踊る場面も見られた。

VTRの終わりに、司会の安住紳一郎アナウンサー(43)が、舞祭組に「舞祭組の皆さんはSMAPの『世界に一つだけの花』は全部踊れるわけですね」と質問。メンバーの千賀健永(26)は「Jr.の頃にやってるんでけっこう早めに覚えました」と答え、宮田俊哉(28)は「踊りたくなっちゃいますね」とコメント。続けて、安住アナは「SMAP5人がそろってる姿を映像で見ると、いろいろ感じるところがあります」と感慨深げに語った。

「舞祭組はもともと、中居がテレビ番組内でグループ結成を提案したことから生まれました。デビューシングル『棚からぼたもち』は中居がプロデュースを務めていて、振付も担当しています。今回、舞祭組がSMAPの映像で踊ったことも、彼らへの特別な思いあってのことでしょうね」(アイドルライター)

今回のSMAP5人の映像には、視聴者も感動したようだ。SNSなどには、「我慢してた気持ちがせきを切ったようにあふれてきたよ」「やばい、涙が止まらない」「舞祭組が踊ってることに気づいて一気に泣けてきた。絆が強いもんね」といったコメントが上がっていた。

今となっては貴重になったSMAPの映像。今後5人がそろうことは難しいかもしれないが、名曲の数々はこれからも我々に元気を与えてくれることだろう。