「キスマイ見てるかー! 松岡!!」

 TOKIOの松岡昌宏が、年末の『ミュージックステーション スーパーライブ2017』(テレビ朝日系)で見せた、謎のカンペ。ステージ外からの中継で起こった突然の出来事に、Kis-My-Ft2ファンは大いに喜んだ。だが、なぜそのようなカンペを披露したのか。その気になる真相が、1月10日放送の『キスマイRadio』(文化放送)で明かされた。


 この日、パーソナリティーを務めたのは、横尾渉と千賀健永。リスナーから寄せられた「あの行動は何だったのですか?」という質問メールを読み上げると、「もう、本当優しいです、松岡さんは。みんなから“松にぃ”って言われる意味がすごいわかりますよね」(横尾)、「うん、あったかいよね」(千賀)と、心底惚れ込んでいる様子で語り始めた。

 今や大所帯となったジャニーズでは、同じ事務所の先輩後輩であっても、なかなか共演が実現しないグループもある。TOKIOとKis-My-Ft2は、まさにその組み合わせで、これまで目立った共演が少なかった。だが、この日は松岡の方からKis-My-Ft2の楽屋に遊びに来てくれたのだという。

 「出番まで、ずっと僕らの楽屋にいてくれてね。ジャニーズの歴史を教えてもらったり、 寮とか昔の社長の話だったり、いろいろ聞きましたね!」(横尾) 、「いや、めっちゃ面白かった!」(千賀)。松岡が出演しているバラエティ番組を見れば、トークは大いに盛り上がったことが容易に予想される。

 その中で、「昔、テレビに出るとなると、同級生から“こんなことやって”と言われることがあった」という懐かしい話も松岡から飛び出し、「俺、なんかやるわ」と約束して本番を迎えたそう。だが、カンペで“キスマイ”と名前を出してくれるとは、本人たちも思っていなかったようだ。

 松岡の粋な計らいに、「うれしいですよね」「Kis-My-Ft2もそういう先輩になっていきたいですよね」とウットリ。この出来事をきっかけに距離が少し近づいたということで、今後は『ザ!鉄腕DASH!!』(日本テレビ系)などバラエティでも共演をしていきたい、という意欲を見せた。

 「俺たちも無人島とか行ってるわけですし!」「農業やりたい! お願いします!」と率直に想いをぶつけるふたり。かつて、Kis-My-Ft2内にあったメンバー間格差を見かねた中居正広が舞祭組をプロデュースしたように、彼らには先輩から可愛がられる“後輩力”がありそうだ。果たして2018年、サバイバル共演は実現するのか。TOKIOとKis-My-Ft2、2グループの絡みに期待したい。