4月3日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で、Sexy Zone・佐藤勝利(21)が加熱式タバコ・IQOS(アイコス)を吸っていると報道された。この報道にファンは複雑な気持ちを抱いている様子だ。「週刊女性」によると、佐藤勝利は4月14日スタートのドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の撮影中、昼休憩でIQOS(アイコス)を吸っていたそう。サラリーマン役で同作に出演する佐藤勝利だが、同期役の俳優たちと喫煙所で一服しながら談笑していたらしい。


ネット上ではこの報道に対して「勝利がIQOSとか有り得ない。信じたくない!」「アイコスでもやだ。かっこいいけどやだ。聞きたくなかったー タバコ吸う人ほんとやだー」「あんなに可愛かった勝利くんがタバコを吸ってるなんて衝撃」と落ち込むファンの声が目立つ。一方で、「私とおソロだ~!」「IQOSとか萌えるだろ」「普通のタバコより全然いいじゃん!」「あの可愛い顔でIQOS吸うとかギャップ萌え」など肯定的な声もあがっており、ファンの間でも意見は割れている。

IQOS(アイコス)は、一般的に通常のタバコよりも「臭くない」という意見が多いものの、焦げたパンのような独特な臭いが発生するため、人によっては「タバコよりもキツイ」と感じることも。また、有害性についてはハッキリとした調査結果が出ていないのが現状で、使用者の健康リスク、受動喫煙での健康被害などはまだわからないとしか言えない。

しかし芸能界では昨年からIQOS(アイコス)ブームが到来している。IQOSを所持しているシーンがテレビで放送されたことがあるのは、浜田雅功(54)や木梨憲武(56)など大御所芸人をはじめ、芸人界隈が多い。浜田は『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の「本音でハシゴ酒」コーナーでIQOSを吸っていることが多いが、酒を飲むとタバコを吸いたくなるのは多くの喫煙者が「あるある」と頷くところだろう。

広く世の中にIQOS(アイコス)を広めたのは、16年4月放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の企画「最新! 芸人タバコ事情」の影響が大きい。フットボールアワー・後藤輝基(43)、FUJIWARA・藤本敏史(47)、千鳥・ノブ(38)、ケンドーコバヤシ(45)、インパルス・板倉俊之(40)、狩野英孝(36)などがIQOSを愛用していると告白。また、ジャニーズタレントでは、中居正広(45)、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(30)、玉森裕太(28)などが従来の紙タバコからIQOSに変えたようだとの目撃情報があがっている。

他方、IQOS否定派の愛煙家もいる。『アメトーーク!』に出演した千鳥・大悟(38)は「IQOSはカッコ悪い。男の哀愁がない」と否定的。16年9月の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でウエンツ瑛士(32)が「IQOSを吸っている先輩はカッコ悪く見える」と酷評したこともある。とはいえ嫌煙家が増加し、禁煙の風潮が広まりつつある昨今、副流煙の目立つ紙タバコから目立ちにくい電子タバコへ移行する愛煙家は増加傾向にあり、「社内の喫煙ルームは電子タバコ以外禁止」と取り決める企業も出始めている。「哀愁」よりも「タバコを吸い続けたい」気持ちを取る人はまだ増えていくのではないだろうか。