8月16日放送の『1週回って知らない話』(日本テレビ系)での、元SMAPのメンバーの扱いに疑問の声があがっている。番組では、『24時間テレビ愛は地球を救う』(同)が特集され、過去の映像を振り返りながら、番組の歴史などが取り上げられた。そして1995年にSMAPがジャニーズで初めてパーソナリティをつとめ、日本武道館に1万人以上のファンが集まり、史上初の整理券が配布されたことなどが紹介された。
しかしその際に、SMAP全員の映像は紹介されたが、アップで映されたのは中居正広(45)と木村拓哉(44)のみであった。ファンの間では、このジャニーズに残る二人だけが映されたという扱いに「木村君と中居君しか映らないのはちょっと変でしょ……」「一気にテンション落ちたわ」といった疑問や怒りの声があがっている。
特に来月事務所を退所する稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)に関しては、あからさまにカットされていたことに「すでにジャニーズや局から冷遇されはじめているのでは……」と囁く声もあったようだ。
「木村と中居は今後も確実に芸能活動を行うので、そういった編集がなされたのでしょう。同番組を再放送することも考えて、退社後どうなるか明確ではない3人の映像カットは、今後も行われるでしょうね。中居に関しても独立の話が上がっていますが、日テレで数本レギュラー番組を持っており、しかも長寿番組のため貢献度は高い。局としても、中居は日テレ派としてプッシュしたいところでしょう」(芸能記者)
■SMAPを冷遇?日テレに色濃く反映される“ジュリー派色
また関係者曰く、日本テレビではこれまでとくに藤島ジュリー景子副社長(51)の管理下に置かれているタレントを、メインに起用してきていたという。
「前クールに放送されていた亀梨の主演ドラマ『ボク、運命の人です。』では、山下智久(32)も出演していましたが、こちらは助演扱いになっています。これは山下が、かつてSMAPの元マネージャーであるI氏派に属していたことも影響するのではという声もあります」(前出・芸能記者)
ちなみに、亀梨と山下がかつてW主演をつとめた『野ブタ。をプロデュース』が放送されていた当時、山下はまだジュリー派であるNEWSのメンバーであったため、主演扱いになったのだろうとも語っている。
また、今回の『24時間テレビ』で、NEWSの小山慶一郎(33)は3回目のパーソナリティを務めることが決まっているが、これに関してもジュリー派の強さを示されているという。
「バラエティに関してはTOKIO・嵐が番組を持っていますし、今回24時間テレビで司会に抜擢された櫻井翔(35)は言わずもがな、小山、KAT-TUNの亀梨和也(31)はいずれもジュリー派のグループです。2003年から毎年ジャニーズタレントが司会を務めている24時間テレビは、今後もジャニーズを司会に起用するでしょう。ジャニーズの今後も踏まえて、ジュリー派のジャニーズタレントを継続させる可能性は高いでしょうね」(同・記者)
SMAP騒動後、ジャニーズ内に派閥は無くなったと言われていたが、未だこうした派閥の名残が消えることは当分ないようだ。
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